2018年2月6日

台北、寧夏夜市


旅先でいちばん好きな場所は、朝市と夜市。
とにかく、ひとの熱気があふれていて、いろいろな匂いが混ざっている、
「ひとの暮らしの原点」みたいな場所に、なんだか無性に惹かれます。

どうしても東京で暮らしていると、生活感とか暮らしの匂いとか、
そういうものは排除されてしまいがちで、
みんなかっこよくてスタイリッシュで素敵だけど、なんだかちっとも面白くない。

わたしは、ひと昔前のトレンディドラマよりも、
「おかみさーん! 時間ですよー!」みたいなホームドラマが大好きです。

先月、いつものメンバーで台湾へ行ってきました。
「また台湾ー?」と自分でも思いますが、気軽にサクッと出かけるにはとても便利な場所なのです。

とはいえ、今回は体調を崩す人たちが多かったので、2日目の夜は自由行動。
わたしはやっぱり、夜市へ足を運んだのでした。

20代の頃、よくトランジットで訪れた台北では、
夜には夜市、朝には朝市へひとりで出かけるのが定番でした。
こんなにたくさんの人が、今、目の前にいるのに
ここにはわたしを知っている人は、誰もいない。
そんな無重力感の中で、いつまでも通りを何往復もしたものです。

今回、訪れたのは寧夏夜市。
昔、一眼レフを首からかけて、興味津々という表情で訪れた頃とはたぶん、わたしも随分変わったのだろうけれど
夜市に並ぶ料理や、ここに集まるひとの熱気は、きっとあまり変わっていない。
人ごみの中を歩きながら、過去の旅の思い出がいくつもいくつも頭の中を通り過ぎて行きました。

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hiro