2018年3月14日

44歳の初体験。

齢44歳にして、フルマラソンに初挑戦しました。

20~30代の頃は、ちょっと太ったかな?と思ったら食事を控えれば戻った体重が、40歳を過ぎるとまったく落ちない。
でも、食べたい物を我慢するのは嫌だ。

そんな理由で、2年前に始めたランニング。

最初は2kmで息切れしていたのが、
5kmを走れるようになると10km走りたくなり、
10kmを走れるようになるとハーフ(21km)を走りたくなり、
ハーフを走れるようになるとフル(42km)が走りたくなった。

という嘘みたいなサイクルに乗っかって、
3月11日、名古屋ウィメンズマラソンでフルマラソンに初挑戦しました。

よく、「フルマラソンは30kmを超えてからきつくなる」と言いますがそれは本当で、十分ゆるやかなペースで走っているはずなのに、だんだん足が前に出なくなる。膝が痛くなる。ふくらはぎが攣りそうになる。

35kmを超えると、走っても走っても「あと●km」の数字が減らない。あとたった数kmのゴールが近づかない。
それは、まるで悪夢みたいに。

一度トイレに立ち寄ると、立ち上がるのも苦しい。
救護所ごとに脚を止めて、膝にコールドスプレーをかけても、焼け石に水。

……なんで私、こんなにつらい思いして走ってるんだろう?

でも、ここで脚を止めたら、今まで30数kmの努力が水の泡になる。

歯を食いしばって最後のカーブを曲がった時、ようやく見えたゴールのナゴヤドームと、沿道いっぱいの応援の人たち。
限界を超えた苦しさで、サングラスの下は涙でぐちゃぐちゃでしたが、最後の1kmは死にものぐるいでスパートしました。

初めてのフルマラソン。
タイムは、5時間1分30秒。

ごくごく平凡な、というよりむしろ遅すぎるタイムですが、それでも、完走できた。

44歳、人生折り返し点を超えたことを実感する年齢だけど、44歳だって「生まれて初めて」は体験できる。

気持ちがあれば、まだまだ挑戦できる。

ゴールした瞬間は、痙攣する脚を引きずって「こんな苦しいのもう嫌!」と思っていましたが、今はまた地道にトレーニングを重ねて、次のフルマラソンでまた完走したい。今回のタイムを更新したい。

そう思わせるだけの魔力が、確かにフルマラソンには潜んでいるようです。

keiko