2016年7月8日

あんこと、かき氷。

和菓子が好き。
とくに、あんこをこよなく愛している。

とりわけ、しっかり甘さをつけて練ったあんこが好き。
黒々と艶めいた様子は、いっそ色っぽさすらあると感じてしまう。

甘さ控えめのあんこだと紫色。東京は、なんとなく紫色のあんこがメジャーな気がするので、
もしかしたら黒いあんこ好きは、京都人の属性なのかも。

あんこ好きゆえ、夏場はあんこの入ったかき氷を常食してるのだけど。
またまた京都ばなしになってしまうが、京都で、昔からかき氷を出しているお店では、
粒あんの入った氷と、こしあんの入った氷と、両方メニューになっていることが多い。

そんなん選ぶ意味ある? と思ってしまいそうだけど、
小豆の香りや素材感を楽しみたいときは粒あん、
滑らかな舌触りとこっくりした甘さを楽しみたいときはこしあん、
と、味わいわけるのが結構楽しい。

けど、それって東京ではあんまり見かけないなぁ。

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と思っていたら、思わぬところで見かけました。

日本橋髙島屋、七階呉服売り場の片隅にある『梅園』。
本店は浅草にあって、「あわぜんざい」で有名な甘味処。

ここの「氷田舎」は、つぶあん入りのみぞれ氷。
「氷御膳」は、こしあん入りのみぞれ氷。

最近のかき氷ブームで一挙はやりになったフワフワの氷ではなく、
ややざらつきのある粗い氷で、でも舌の上ですっと溶ける程度のバランスが絶妙。

こしあんは天辺にたっぷりのせられていますが、
器の底にもちゃんと入れてある。
あんこ好きには、そういうのが、嬉しい。

暑い日の夕方は、仕事の合間思いついて駆け込んだクーラーの効いた店頭の片隅で、
滑らかなこしあんと、氷の透き通った甘さを堪能するのが、こよない幸せ。

もちろん、粒あんが食べたい日は、「氷田舎」でね。

日本橋髙島屋『梅園』

34.6623167,135.50641259999998

keiko