2016年7月9日

2つの世界

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子供の頃から水の中で過ごすのが好きでした。
日常の中に、なるべく水の要素を取り入れていたのを覚えています。

バスタイムは小学生の頃から、1時間や2時間は当たり前。
本や音を持って入る時もあったけれど、太陽が昇っている時間のバスタブで木漏れ日の揺らめきと一緒にお湯に浮かぶのも至福。
夏は海や湖や川、プールに潜り、水の世界に響く音を聴く。
その他の季節は海へ足を運んでは波間に映る空や海面に吸い込まれる雪や雨、途切れることのない雲の群れが海の色を決めるのを見ていました。

波に乗り始めた頃には、季節を問わず海に入るようになりました。

そして、ここで暮らすようになって海の中で過ごす事が日常へ。

水の中では心は自然と鎮まり、瞑想している時に感じる心地よい錘が降りてきます。
身体は軽く自由にほどけ、陸でかけた鍵が外れていく。
全身がセンサーになったように今の状態がよくわかります。
疲れたり調子が悪いとすぐに海に入る長年の癖がついてしまう程、
何をするよりあっという間に細胞がひらいて元気になるのです。
そして全ての境界線が消えていく。
いつも心を込め、手を合わせて海へ入ります。

ハワイは冬、クジラたちがやってきます。
野生のイルカたちはいつも沖の方で遊んでいる。
シャークやハワイアンモンクシール、無数の南国の魚たち。
時折、ホヌ(ウミガメ)がすぐ近くまでやってきます。
初めてその叡智の瞳に見つめられた時、海の中で涙がこぼれました。
ハワイではウミガメやモンクシールの保護のため近づくと高額な罰金を払わなくてはいけないので、ゆっくり離れることもあります。

彼らの気配は離れていてもダイレクトに伝わってくる。
水の中では心も命も伝わっていく速度が加速するように感じます。

今朝、明るい海底から浮かび上がると花の香りで満ちていました。

今日ハワイは金曜日。

Aloha Friday!

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tsuki