2016年7月12日

悩みの扉をヨガでしめる

12744258_1171752449530942_512828689640944796_n
今年の3月、バリ島で1ヵ月間、ヨガを練習してきました。
年末にもバリ島に行っていて、そのとき通ったヨガスタジオがとても良かったので、今回もそこに通おうと思ったのですが、日本でお世話になっているヨガの先生から「スミニャックにとてもいいアイアンガーヨガの先生がいる」と聞き、バリ島に到着してから数日間、まずはそこへ行ってみることにしました。

これが、とてもよかった。
本当によかった。

まず、スタジオが清々しい。
先生の自宅の中庭に設えられた半屋外のスタジオは背の高い木々に囲まれ、深呼吸をするだけで気持ちがいい。
雨季だったので、ツイストをするだけで汗びっしょりになり、「ホットヨガですか」というくらい。
そんなわたし達を横目で見ながら、外をアヒルやにわとりの一群が通り過ぎていきます。
結局、わたしは予定を変更して、スミニャックに3週間ほど滞在しました。
そして、そのヨガスタジオに毎日通いました。

先生はバリ人の男性で、普段インドでお世話になる先生と同じくらい、ものすごく厳しかったのだけど、とても勉強になりました。
なぜかわたしの名前を覚えられず「ひろみ? ひろし?」と、惜しい名前を連発します。
どうがんばっても「ひろこ」と覚えられなかったので、滞在していた間はずっと「ひろみ」で通しました。

その先生が、先週末から来日し、東京でワークショップを開催しています。
わたしも今日、参加してきたのですが、朝から夕方まで5時間のアーサナクラス。
バリ島やインドでは、毎日それくらい、いや、ときにはそれ以上練習するのだけど、日本では1日せいぜい1、2時間がいいところ。
ひさしぶりにみっちりとしごかれました。
なにより、先生に「ひろこ」と覚えてもらったのがとてもうれしい。

昨日から、とても気分が鬱々としていて、数ヵ月間、ずっと楽しみにしていたワークショップなのに、一瞬、キャンセルしようかと迷ったほどでした。
でも、こういうときこそ予定通り、淡々とスケジュールをこなすのがいいのだと思い、朝6時に起きて、自宅で簡単なストレッチをしてから出かけました。
スタジオに入ると先生がもう準備を始めていて、4ヵ月ぶりにお会いするのに、なんだかついこの間、バリ島で別れたような、不思議な感じがしました。

インドでカリキュラムに沿ったインテンシブコースに参加していたあるとき、スイス人の先生は、こんなことを言いました。
「それを学ぶ時間は、もう、終わったのです」
たとえ100%できていないアーサナでも、もう、次の段階に進んだのだから、それは今やるべきことではないと言うのです。
そのとき、あたまの後ろを鉄鍋で殴られたような感じがしたのを、今でもはっきり覚えています。
これは日常生活でも当てはまることで、特にわたしは考えても答えのでない問題をグルグルと考え続けてしまうことが多いのですが、「それを考える時間は、もう、終わったのです」と、悩みごとのひとつひとつを、まるで扉をしめるみたいにバタンと閉じていけば、人生の悩みの半分以上は減るだろうなと思います。
まさに、今日のワークショップは、わたしにとって悩みの扉をしめてくれた時間でした。

クラスが終わって帰り道、コンビニでアイスを!
明日もワークショップは続きます。
IMG_5658

hiro