2016年8月16日

Summer Incense

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薫るものは、時として蘇らせ導いてくれる。

 

ヨガのクラスやセッション、瞑想や眠る前のジャーナルを書くとき。
私にとって、植物の放つ命に触れる時間です。
その時々で、オイルやインセンス、樹脂のクリスタルや香木を焚きます。
香りは、それ自体が生命力。
直接呼吸から体内に入ってくるものなのでオーガニックのもの、不純物のないクオリティの高いものを選ぶようにしています。

インセンスはいつも、チベットの寺院で作られたオーガニックインセンスを使っています。
ブランドは決まっていませんが、これはもう20年近く変わりません。
その時のインスピレーションに任せて、香りや植物に導かれます。
そして、スティックやコーンのものではなく、植物そのものを焚く樹脂のクリスタルや、香木。
今は、フランキンセンスの樹脂のクリスタルとパロサントという香木を焚いています。
フランキンセンスは黄金色や薄くブルーがかった美しいクリスタルで、柑橘のような不思議な甘さに魅かれます。
日本語では、乳香。
呼吸器系にも効き、深い泉に入っていくような集中力を生み出してくれます。
パロサントは、その昔インカ帝国のシャーマンたちがイニシエーションや治療に使った、神の木と呼ばれた神聖な香木です。
焚かずとも香りが漂いますが、火が加わるとまた別の香りに変化します。
とても浄化力が強く、独特の香りにアンデスのイノセントな次元に触れたような気持ちになります。

そして、定番のホワイトセージ。
オーガニックのものは季節が来ると、マウイ島のものを購入していました。
最近は、庭で育てドライにして紐で括り自分で準備することも。
セージの香りは、私にとってロックを外し軸を整え呼吸を深めてくれる欠かせないもの。

植物の命は、いろんな形で私たちを助けてくれます。
羅針盤となる感覚やひらめきを磨くための時間に、心身が喜ぶような香りを揃えておくことは日常の小さなギフトです。

存在ないものとの関わりを大切にしてきた、いにしえの人々の智慧でもあるインセンス。
いつの日か、この夏が蘇る香りを。

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tsuki