2016年12月2日

ベリーダンスと人形劇の夜に

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友人に誘ってもらい、ある夜、舞踏と人形劇の公演を見てきました。
場所は入谷にある古いお寺で、舞台はそこの本堂です。
舞台は2部構成になっていて、1部は中東の音楽をBGMに、ベリーダンスとモダンダンスを掛け合わせたような、神秘的な踊り。
2部は、等身大の人形3体をひとりの女性が操る人形劇。
表情のない人形が、光の加減や顔のうつむきでとても雄弁に心情を物語っていました。
あの独特の世界観、あっという間に引き込まれました。

人形劇のラストシーンで、あかりが灯ったろうそくに筒をかぶせ、火を消すシーンがありました。
一瞬で薄暗くなった本堂に、すすくさく、スモーキーな空気がゆったり流れていって、「あの、ろうそくを消した後の、苦味と甘みが混ざったような空気は、なんて表現すればよいのだろう」と、帰り、タクシーで駅まで向かいながら考えていました。
あの独特なにおいを示す日本語は、あるのかな。

帰り道、通りがかったカフェの店内には大きなクリスマスツリーがありました。
もうずいぶん遅い時間だったので、カフェは閉店していましたが、ツリーはいつまでも明るく光っていて、それを見ながら、
「来年こそ、ベリーダンスを習おう!」
そう、心に決めました。
(ここで書けばやらないわけにはいかないので、あえて書く)
ここ数年、ずっと習おうかどうしようか考えていたのだけれど、決断のタイミングはこんな夜に、落ちていました。

hiro