2016年12月19日

今年最後のマクドナルド


世間はクリスマスだ、年末だ、お正月だと盛り上がっているようですが、わたしはあまり気にせず、いつもスターバックスかマクドナルドで仕事です。
誰かがそばにいて、でも、わたしは会話することがなく、周りの人たちのおしゃべりをなんとなく聞き流しているような感覚が結構好き。
昔、ある本の執筆に携わっていたときは、毎晩、近所のマクドナルドに通って夜中2時くらいまで原稿を書きました。

「ねえ、なんで勉強しているとき、そんなさみしそうな顔をしているのー」
「だって、さみしいんだもん」
膝上のミニスカートをはいた、いまどきの女子高生たちが、そんな会話をしているのを聞いたときには、少し、ドキッとしました。

いただきますとでも言うように、静かに、目の前のハンバーガーに向かって手を合わせた若い男の子もいました。

カウンター席に座っていたら、そのうちマックシェークがスーッと流れてきて、「向こうのお客さんから」なんて出会いがあるかもよと、友人に言われたこともありました。
もちろん、そんなロマンスはありませんでした。

夜中のマクドナルドには、いろいろな人がいました。
普通なら、家でのんびり過ごしたり、眠ったりしているその時間帯、マクドナルドではみんなが思い思いに過ごしていました。

クリスマスだ、年末だ、お正月だと世間では盛り上がっていても、マクドナルドに来るお客さんは一向に変わらずに、ただ、窓から見える景色だけが、少しずつ光が弱くなり、日暮れが早くなっていきます。

そんないまは、午前11時。
そろそろお昼ご飯をマクドナルドで取ろうという人で店内が混んできたので、モーニング客のわたしは退散しようと思います。
いつもはコーヒーかカフェラテを飲むだけなのに、今日はめずらしくソーセージマフィンも注文。
となりの席には、ナイフとフォークを使って丁寧にパンケーキを食べる、会社員の男性がいました。

ここでこうして過ごすのも、2016年はこれが最後。
あしたから、冬の旅みっつめが始まります。

hiro