2017年1月28日

黄色い花の匂い

春を一番先に告げるのはなんだろう。

 

目でも耳でもなく

わたしはいつも、季節の移ろいは

鼻からだと思う。

毎日のごとくダウンジャケットを着込む日々。

無条件に、機械作業のように

もくもくと靴下を履いて、ブーツを履く日々。

 

それすらにもなんとなく慣れてきてしまっていて

冬以外の季節があったことも

もはや忘れてしまうくらい

永遠にこんな日がつづいていくのだろうな、、、

と半ばどこかでアキラメが入っているような

麻痺した感覚でいる

まさにちょうどこの頃に  毎年

 

下を向いて街を歩いていると

突如としてこの香りがやってきて

 

 

びっくりして顔を上げる。

 

 

 

蝋梅だ。

昔はあまり惹かれない花だと思っていたのか

なぜか記憶に薄いのだけれど

今は心ときめく

春の訪れを告げてくれる

大切な街角の花。

コートを脱げる 

 

今日の東京はちょっと幸せ。

 

 

 

 

 

SAKI