2017年1月31日

新年は新潮文庫

いつからか自分の中で、新年初読みは新潮文庫と決まっております。

なぜかと問われると、

好きだから。

そう答えるしかない気がします。

 

もともとはまだ読んでないっていうのも恥ずかしいけど読みのがしてきた名著を、年のはじめにこそこそっと読んどこうと思ったのがきっかけ。

新潮文庫にはそういうものがたくさんあるというのもあったけれど、なんというか表紙のつるりとした触りごごちも、天(本の上側の断面)の断裁がぎざぎざになっているところも、わたしの手にしっくり馴染む。

そしてもちろんしおりひもがついているところも、好きな理由の大きなひとつです。

 

年のはじめに新潮文庫を手にすると、なんだか、よし始めようという気持ちになって嬉しくなります。

 

今年は写真の『ジェニイ』と織田作之助の『夫婦善哉』を選びました。

 

ねこになりきって路地裏や公園や船倉を駆け抜けた新年でした。

というのを今さら思い出して、書いてみました。

sakai