2017年2月16日

【手前味噌】推進計画。

日頃のおさんどんは家族任せにしているわりに、
決して料理上手でも手際が良くもないわりに、

こと「食べる」が絡むといろいろやってみるのが好き。

らっきょうとかガリ(甘酢生姜)とかぬか漬けとか、難易度の低いところから順繰りにチャレンジして、もう10年くらい前からやりたいやりたいと思っていた「手前味噌」に初めて挑戦したのは、昨年のことでした。

なんとなく、ハードルが高い気がしてたのです。味噌造り。
でもやってみると
 「大豆、茹でてつぶす」
 「麹、分量の塩と混ぜる」
 「両者を混ぜ合わせて樽にぎゅうぎゅう詰める」
で、半年放置するだけ。

案外どころか、めちゃくちゃ簡単でした。
面倒といえば、一般的に紹介される量で仕込むと5kg超えするので、大豆茹でるのも麹混ぜるのも量が多くて大変っていうくらいで。

初めての仕込み当日はおっかなびっくり、大豆と麹を合わせたうす茶色のペースト(仕込み味噌)を前に
「本当にこんなものが味噌になるのか?」
というハテナでいっぱいでしたが、半年経ったら確かに味噌になりました。
初めての手前味噌で作った味噌汁は、麹の甘さと香りが広がる衝撃の美味しさでした。
それは、市販されている普通のお味噌とは本当に「全然違う」レベルの美味しさでした。

……しかも、市販味噌と手前味噌ブレンドして使うと、味が美味しい方に引っ張られるという大発見!
通常、美味しいモノとそれほどでもないモノ混ぜると、それほどでもない方に引っ張られることが多いのでこれは稀少!
「朝食はパン派」という方でも、明日はごはんとお味噌汁の朝ごはんにしようかなぁ、という気持ちになること請け合い!

すっかり味を占めて、今年は「麦味噌」と「米味噌」の2樽を仕込みました。


発酵食にくわしい知人によると、人の手に棲んでいる常在菌も発酵に一役買ってくれるそうで、粘土遊び気分で息子が仕込みに加わってくれます。意図せず食育になり、これもまた嬉し。

手作り味噌は、いろんな味噌店・麹店が計量済みの材料をキット売りにしているので、実は初めてのチャレンジでもそれほどハードルが高くありません。
また、お店によっては「あらかじめ茹でて潰した大豆」でキットにしているところもあって、これだと本当に「ただ混ぜて、半年放っておくだけ(途中で1回上下を返します)」とウルトラ簡単。別に私みたいに2樽仕込む勢いで取り組まなくても、パウチ袋で少量仕込みができるキットだって売ってます。(検索すれば、個性的なお店がいろいろヒットしますので、興味のある方はぜひ一度調べてみることをオススメ!)

毎日の食卓がほんとうに別世界になるので、和食好き・味噌汁な方には、ぜひ全力で「手前味噌」推しをしていこうと思う今日この頃です。

keiko