2017年4月8日

心地よい錘

心に現れるものを、外側へ顕す。

私の家族や親戚は、ほぼピアニストか音楽家です。
私は例外ですが、音がない世界にまで音を聴くほど、日常的に音の中にいます。
鯨やイルカの歌も、この世界の全ては突き詰めればバイブレーション。
私たちの細胞も、音の波。
人の身体に触れると、指先から音のように情報がやってくる。
音の中に色や香りを感じては、文や絵に落とすことも多い。

そんな私は日々、ジャーナルを書いているのですが
その時必ずMac BookのiTunesからイヤホンで音楽を聴きながら書きます。
場所はカフェやベッドの上。
自分の内側にステージのようなものがあって
それが移り変わる度、聴く音も変わります。
今は、以前ダウンロードした
Alexei and the spring。
坂本龍一さんのアルバムです。
深い湖の底に沈んで、心の底にあるものが泡とともに浮上してくるような
静寂と小さな躍動の中、次々ページが埋まっていきます。

心地よい錘が降りて、こんこんと深まる
瞑想のような時間。

その時の自分にちょうどいい、スケールや沁み入る音。
周りで繰り広げられる小さいけれど、美しい世界を
汲み取ってくれる最高のツールです。

次は、どんな音がやってくるんだろう。

桜舞う、美しい週末を。

tsuki