2017年6月14日

音を視る、時を聴く

私は本が溜まるのがいやですぐ古本屋に売ってしまうのですが、これは初めて読んだ中学生のころからずっと持っている数少ない本です。

当時はちょっと背伸びして小難しい本が読みたい年頃で、こういった類の本を読んでみたのでした。

音や空間や時間のつらなりで私たちが生きている世界は構成されているのですが(すみません、これはすごくざっくりとした私的解釈です)、時間と想念の相関関係だったりとか、生まれた瞬間に消えていく「音」ってなんなんだろう?とか、いつもここにあると認識しているもの、物体や空間ってなんなのか、とか、ふだん全く考えないようなことについて坂本龍一氏と、哲学家の先生と対談していて、とにかくこの本を読んで世界の見方が変わった!と思ったのですよね、当時。

そういう、カルチャーショックを受けた本って誰しもあったりするのでしょうか。

でも、とにかく、そいう体験ができるのだからやっぱり本って、すごく面白いと思うのでした。

 

yuki