2017年7月29日

光の器

キッチンの壁に、新しくピカソの「平和の顔」が描かれました。

料理をしていると、優しくみつめてくれます。
そして、私が「光の時間」と呼んでいるサンセットの頃になると
美しい光の羽がやってきて、平和の顔と共に揺れるのです。

光の時間の頃、家のいたるところに黄金の吹き溜まりをつくります。
それは、雲の群れに見えたり鳥たちが飛んでいくようにも見えて、
壁が幻想的なスクリーンのようになるのです。
庭のプルメリアやバナナの厚い葉も、光に透けて息を呑むような
葉脈の模様を映し出します。
家の隣の大きな木に、鳥たちが集まり1日の終わりの歌を一斉に歌い始めます。

何時間でも光の時間の中で過ごしていられるなぁと思いながら、
夜の薄いブルーが降りて風の香りが甘くなるのを迎えます。

光模様の中でいつも、昔に聞いたハワイの光の伝説を思い出します。

全ての子供たちは、光の器を持って生まれてくるそうです。
その光の器は、子供達の心が動くどんなことも魅せて叶えてくれます。
空を飛んだり、海を魚たちと泳いだり、森の風になったり。
だけど、時間を重ねるにつれ、光の器に怒りや悲しみの石を入れるようになります。
光の器は輝きを失い、かつて子供だった人々は心が動くことを見失います。
でも、そのことに自ら気づいて、石でいっぱいになった器をひっくり返すと、
光は器に戻ってきて、なんでも叶えることができるのです。

古代ハワイには、ホ オポノポノという全てを許し受け入れ、
皆で話したり、感謝や愛でクレンジングしていく方法があります。
いつからでも、人は子供の頃の光の器に戻すことができるんだと思いました。
忘れてしまわないように、何度でも光は魅せてくれるのです。

光の時間の中で、自分の心を確かめ、器に光を集めるように
大切な全てに感謝します。

近くの小道に、シャワーツリーやプルメリアの花が
たくさんこぼれて香る、ALOHA FRIDAYです。

tsuki