2017年12月2日

Kekemapa

エタニティビーチに桃色の光が射して、12月の世界が始まりました。

Kekemapaとは、ハワイ語で12月のことです。
11月のサンクスギビングの祝日に、身長より少し高いクリスマスツリーに
ひとつひとつ祈りを込めながら、飾りつけをしました。
ハワイでは、この日を境に生の樅の木がいろんな場所に並び始めます。
その芳しい香りはホリデーシーズンが始まるよ、という合図のよう。

ハワイのクリスマスのオーナメントは、自然のマテリアルのものが多い。
貝殻、流木、珊瑚、シーグラスやヒトデ、
木製のハワイアンキルトのモチーフを模ったもの。
サンタクロースが、サーフィンしていたりアロハシャツを着ている
カラフルなオーナメントも見かけます。
私は、ガラスの球体やクリスタルなど透明なオーナメントに
貝殻やヒンメリを合わせたシンプルなものを選びました。

それでもやっぱり、クリスマスは冷たい空気の中に存在する。
そんな記憶が細胞にインプットされているので
実感が湧かないまま12月を迎えます。

去年は、伝統的で美しい教会で聖夜のミサに参加しました。
イプ(ハワイの打楽器)のリズムと賛美歌。
星のモチーフに立つ蝋燭を渡され、小さな光で教会がいっぱいになります。
透きとおるソプラノの賛美歌に合わせて、フラが始まる。
その美しい声の振動と、嫋やかな動きは私の中を巡り
1年の出来事がもういちど体を駆け抜けていきました。
人々の眼差しが皆穏やかで、瞳の中に光が映り込んで星のようだった。

今年はクリスマスの少し前に新月が来るので、
それに合わせて星々を拾う小さな夜のピクニックへ。
それからいくつかのパーティと、あの美しいミサに参加しよう。
ハワイには静謐で神聖な場所がたくさんあるから
クリスマスはそんな場所で過ごしたいのです。

美しい1年の終わりの、はじまりです。

tsuki