2018年10月31日

『はれた日は学校を休んで』

『はれた日は学校を休んで』という西原理恵子さんの漫画がむかしあって、

秋のよく晴れた気持ちの良い、今日のような日には

そのことばを思い出す。

***

もう今は大人になり、学校に言っていない私だけれど、

そのタイトルに出会った頃は小学生か中学生くらいで

本当にこんな気持ちを知っていてくれる大人がいるんだなあと

嬉しかった。

***

過剰なPitta(火)の灼熱のエネルギーでみんなバテていた7月8月の真夏を超えて、

過剰なVata(風)のエネルギー吹き荒れる不安定でグラグラな台風の9月を超えて、

その後迎えた秋の、急にやってくる静寂と高い空。

ぽかんとした陽だまりに、これ以上の幸せはないなあ〜と

目の前の世界からどこか遠くへ行ってしまいたくなる様な気持ちになる、

そんな幸せな日がたいがい毎年、10月にはやってくる

ということも思い出す。

***

雨の日があれば、晴れの日もあるさ

と自分を慰めるではなく、

ただ、Vata(風)とPitta(火)とKapha(水)の3つの塩梅(Balance)があって

今日の様な秋の晴れた日には

その3つのバランスが絶妙なんだな!と今は思う。

頰を撫でる、程よいVataの風と乾いた質、

そして強すぎもせず、弱すぎもしない、程よいPittaの熱の質、

そしてこれから冬にやってくる重たいKaphaの質も季節の中にはまだほんの少しの

最高に気持ちの良い配合。バランス。

あるものはいつも何も変わっていない。

ただ、バランスが絶妙なのだ。

エネルギーの塩梅が、ちょうどいい

 

だけなのだ。

***

アーユルヴェーダは「三即一構造なんだよ」って

耳元でささやく。

良い/悪いの二元論の世界から

私もそこまで行ってみたいな、と

遠近感のわからなくなるような

雲ひとつない秋の空を眺めていると

そう思います。

***

こんなはれた日に、学校の中に座っているなんて

お天気に、失礼じゃないって

漫画の中の女の子が言っていました。

***

晴れた日に思える、いろんなことは

特別。

 

 

SAKI